梅雨ですね~明日は雨みたいだし~
せっかくのお休みも結局はヒキコモリ~
最近食中毒が問題にされているので気になって気になって。
確かに食中毒ってのは食物に付着した細菌類が増殖して人体に悪影響が出るほどの毒素を産生する事によって起こるもの。
だけど普通の人がしょっちゅう罹るようなもんでは無いと言いたい。
そしたら毎日のように罹ってたっておかしくないんだし。
むしろ怖いのは衛生的に気にしすぎて消毒に強い菌が増殖してしまう可能性がある事。
そして、無菌状態の衛生状態は逆に免疫を落とす事。
人間には元々備わっている免疫ってものがあってその免疫に守られている健康な人であれば多少の菌には勝つことが出来ます。
なので、多少の菌が食品中にいても自分の体内で免疫が戦ってくれることにより免疫が作られているって考えることもできます。
逆に病気の人や免疫の不完全な子供、免疫の弱った高齢者は衛生に敏感にならないといけません。
食中毒の季節に怖いのは食品を保存する衛生状態にあります。
確かに菌によっては熱や酸に強いもの、塩を好むもの、寒いところが好きなもの、と様々ですが
ほとんどの菌は好みがあり特定の食材に特定の菌が居ます。
そして、菌の好みである特定の食材から汚染された食材を長時間放置することにより菌が増殖して食中毒になるのです。
ここで注意しなければならないのは菌の特性を知っていることです。
主なものとして
サルモネラ属は主な感染経路とされているのが鶏卵(鶏肉や乳などの畜産品も含まれる)
腸管内に多く分布しているため鶏のお尻から卵が産み落とされるので汚染されやすいのです。
しかし、熱に弱く75度1分で死滅してしまいますから普通の卵料理では問題にはなりません。
また、日本においてはある程度卵は洗われているとされるので生であっても直ぐに消費する分には問題にはされていません。(外国ではそうでもないみたいなので注意ですが^^;)
要は菌が人間の毒となるまで増殖する前に消費するって事です。
油断してはならないのがブドウ球菌属。
確かに菌自体は62度以上30分の加熱で死滅するのだが、増殖するときに産生された毒素は熱に強く、100度30分の加熱でも破壊されません。
つまり、ブドウ球菌に汚染された食物をブドウ球菌が増殖する好条件で放置していたら毒素が産生されていて再加熱しても食中毒になるって事です。
これで問題になったのは○印乳業です…。
しかしながら健康な人であれば死に瀕する程の問題にはなりません。
下痢嘔吐が主な症状→菌の毒を排出する機構が働きます。(下痢止め薬を飲むと増悪)
このときは脱水症状に注意です。(ポカリ等のスポーツ飲料で水分補給)
ブドウ球菌は牛乳・乳製品が原因とされます。人の手指も居ますが皮膚を守る役目をしているので消毒しすぎてかぶれるのは逆によくありません。
ものもらいや傷口が膿んだりしているところにも沢山居るので手指を怪我をしたときには絆創膏だけでなくゴムやビニールの手袋をするのが望ましいです。
おにぎりが原因になるのは大体怪我をした人が作った場合とされるので。
もっとも怖いのは病原性大腸菌(0-157)です。
腸管内で産生する毒素により激しい腹痛と出血を伴う下痢症状。
この毒は尿毒症や脳症を引き起こし死亡する場合がある。
主な原因とされるのは牛肉。
しかし、菌自体は75度1分の加熱で死滅するのでちゃんと加熱されているものであれば問題はありません。
他にこれから増えるのが腸炎ビブリオ。
魚介類の生食によって引き起こされる食中毒。
海水温が20度以上になる時期(わが国では6月中旬~10月初旬)に海産魚介類に付着している。
塩を好む菌なので真水や10度以下の条件に弱く、水道水でよく洗い冷蔵保存することで防ぐことが出来る。
他にも食中毒の原因となる菌はありますが、主なものは以上です。
言葉足らずな部分があるかもしれませんが^^;
何かしらの役に立てばよいかなぁ~と思います。
実際に過去に食中毒菌を培養したことがありますが
本当に菌たちの好みはうるさくて、純培養されたものから培養させても上手くいかなかったりしました。
なので本当に菌の好条件ってのは様々なので、有害となる菌には注意して、徒に恐れないことが大切だと私は思います。